旅する生きもの大学校!

「旅するいきもの大学校!」開幕

  • report
  • 9月15日、いくさか『創造の森』にて、第2のふるさとプロジェクト「旅するいきもの大学校!」が開幕されました。
    当初20名での活動を予定していたところ、意欲的な方々から多くの応募があったため、最終的には33名で取り組むこととなったそうです。うちこの日の参加者は22名でした。

    まずは山雅のガチャ(片山)さんによるアイスブレイク(緊張を解く)から始まると、あっという間に皆さんの表情が和らぎました。

    次に生坂村村長によるご挨拶がありました。村長は「この事業を通して皆さんの知識経験が高まると共に、皆さんのアイデアが村の明るい未来に繋がれば」と仰られており、それが実現出来たら素敵だなぁと思いました。

    開始時は生物観察をするにはあいにくの雨でしたが、『創造の森』を構想した星野さんによる、『創造の森』の現状と未来像、ガイドの立教大学准教授の奇二先生からは、ネイチャーポジティブについてなど、スライドを見ながら濃い内容のお話をお聞きすることが出来ました。

    その後は、とっても美味しい勝家の「灰焼きおやき」と、『創造の森』の畑で採れた、素材の旨味いっぱいの「バターナッツカボチャのスープ」をいただきながら、生坂村で「にわにわ養鶏場」を営まれている佐久間さんより、環境型農業についてのお話をお聞きしました。

    星野さん、奇二先生、佐久間さんのお話は皆さん興味津々なご様子で、質問も多数上がりました。

    と、丁度区切りの良い所で、太陽の光が差し込みました!
    早速皆で双眼鏡を片手に自然観察や散策しながら、今まで何気なく見過ごしてきた生き物の生態を奇二先生から学んだり、動物が出そうな場所にセンサーカメラを設置したりしました!

    実はこのセンサーカメラ、事務局の方々が事前に『創造の森』とは別の場所に試行されたとのことで映像を拝見しましたが、シカやカモシカ、そしてクマ!や、普段姿をあまり見られないトラツグミという鳥などなど…沢山の動物が映っていました!今回はどんな動物が映り込むのでしょうか。次回見られるそうで、とても楽しみです!

    席に戻ると、にわにわ養鶏場の卵を使った、佐久間さん手作りのパウンドケーキと、コーヒーの焙煎士でもある事務局の斉藤さんが入れたコーヒーが用意されており、皆で満面の笑みを浮かべながら美味しくいただきました。

    最後、本日の振り返りでは、散策時に見つけた動植物を皆で発表し合いました。わずかな散策時間であったにもかかわらず、その数はなんと50種類!

    次回は、竹林から竹を切り出すところから始まる、竹を使った創作をするとのことです!今回たった4時間の中に、盛り沢山なスケジュールが組み込まれていました。なので次回も…と考えると、今からワクワクします!